すてきな笑顔のために、リラックス空間でメンテナンス。
サザエさんの食卓風景 多分みなさん一度はご覧になった事があると思いますが、この2枚の絵にはとても大きな違いが描かれているのをお分かりでしょうか?
答えは 左の食卓にはお水の入ったかグラスが描かれています。右の絵にはお水はありませんね、実は食事中にお水やお茶は必要ない物なんです。お水やお茶が食事中にあると、ついつい飲み込む動作(嚥下)にお水やお茶を使ってしまいます。つまりそれが水洗式(流し込み)食事と呼ばれ今の子供達によく見られる、誤った飲み込み方を導いてしまうのです。なぜサザエさんの食卓風景が変わってしまったのか?都市伝説ですが、有名な小児歯科のO先生、その先生が数多く行う講演会の中でこの水洗式食事のお話を広めていったためだと言われています
これからお見せする4枚の絵は 食べ物を咀嚼した後飲み込むまでの絵なのですが、1枚目から食塊(良く噛んで唾液に混ざった食べ物)を舌の上に乗せて上顎の口蓋に沿わせ、喉の奥に運び、喉頭蓋というフタを上手に閉めて気管に入らないように食道に送り込みます。これが正しい嚥下、ゴックンなのです。
お水やお茶と一緒に飲み込んでいると、舌やお口の周りの筋肉を正しく動かせなくなり、喉の周囲の筋肉も正しく動かせなくなります。これが小さな頃から続けられると顎の発育にも悪影響を及ぼし、早い時期からの誤嚥にも繋がってしまいます。
食事の時にお水やお茶を食卓にのせていたら、すぐにやめましょう!!飲み込むときは、よく噛んで自分の唾液に混ぜて飲み込むことにより、お口の周囲の筋肉や舌の動きを鍛えていつまでも健康に生活しましょう。上のサザエさんのように食事をした後に、お茶を飲みながらの一家団欒が正解なのですね。